国際取引で約束を守る
日本から製品を海外に輸出する場合何と言っても代金をどうやって回収するかが最重要になります。
金額のあまり大きくないものは送金ベースで進めているケースが多い様です。これはある程度定期的に取引関係にある相手であればお互いの信用に応じて支払い期日を取り決めしておくことで処理出来ると思います。 初めての取引先相手の場合はやはり前金で送金をお願いするか、金額が大きい場合はL/Cを組むのが安全でお互いが約束=こちらは納期通りに商品を出荷する。相手は決められたスケジュールで商品を引き取り代金を支払う。=これがお互いに約束を守るということになります。 これは全く当たり前のことです。
扨、この全く当たり前のことが出来ないケースがあります。これは輸出者、輸入者双方に色々な問題が発生して予定通りにビジネスが進まないことがあるからです。
例えば、こちらの都合で納期が遅れる、それも1日や2日ではなく、半月やそれ以上遅れる。お客は当初の条件通り、前送金をしてくれていた、又はL/Cを開設してくれていた。 さあ、どうしましょう? 社内の報告では製造部門の機材故障の為とか、色々と複合的な悪条件が重なってしまった。 さあ、どうしましょう?
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